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From Forest To Crafts -「工藝の森」報告会と、漆とともにある里山ネットワーク-image
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From Forest To Crafts -「工藝の森」報告会と、漆とともにある里山ネットワーク

From Forest To Crafts -「工藝の森」報告会と、漆とともにある里山ネットワーク

|日時:2021年2月26日[金] 

 第一部 18:00 - 18:50
 第二部 19:00 - 20:00

|場所:FabCafe Kyoto(京都市下京区本塩竈町554)
 https://fabcafe.com/jp/kyoto/
(※オンライン配信も行います)

From Forest To Crafts -「工藝の森」報告会と、漆とともにある里山ネットワーク

昨年度の”From surfing to traditional crafts.”では、世界的サーフボードシェイパーであるTom Wegener氏を招待し、彼の活動・思想に深く共感した京都の漆屋「堤淺吉漆店」四代目・堤卓也と、プロデューサーのShin&Co青木真が発起人となった、漆アライアプロジェクトの展示と、彼らのコラボレーションの軌跡を追った「BEYOND TRADITION」の上映会ツアーを開催いたしました。また、京都・京北ではTom Wegener氏による滞在型のワークショップも行われ、いまも記憶に新しく残っています。

この”From surfing to traditional crafts.”の開幕間際、堤卓也は、1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承することを目的に、工芸の伝え手であった松山幸子とともに、一般社団法人パースペクティブを設立しました。

パースペクティブは、モノづくりの起点が自然にあることに着目し、植え、育て、そして作って使うまでがつながり循環するビジョンを、『工藝の森』として提唱します。彼らは京都〜京北を活動のフィールドとして、コミュニティによる工藝素材の森づくりと、モノづくりのインフラ作りを進めています。

今年度のFrom/Toでは、第一部にてパースペクティブの活動のこの一年の軌跡を報告。森づくりとモノづくりがつながるコミュニティへお誘いします。また第二部では、漆の植栽を軸に地域のアイデンティティや景観を考える試みが行われている二つの地域(奈良県曽爾村・福知山市夜久野町)での取り組みを発表し、これからの地域や環境、暮らしのあり方について漆が持つ可能性について、皆さんと探りたいと思います。


|タイムテーブル(予定):

 18:00 – 18:50 第一部 「工藝の森」京北での活動報告&質疑応答
 18:50 – 19:00 休憩  
 19:00 – 19:30 第二部 曽爾村・夜久野の活動の講演
 19:30 – 20:00 曽爾村・夜久野・京北のクロストーク




|登壇者:

堤 卓也|TSUTSUMI TAKUYA

堤淺吉漆店/一社)パースペクティブ/漆精製業
明治期から続く漆の精製業者の四代目。文化財修復や伝統工芸など、用途に合わせた漆を提供。「漆掻き職人」と「塗師」の中間に立つ立場から、漆の流通量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、新しい取り合わせを通じて、漆との出会いを提案。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべく、2019年6月、パースペクティブを設立。
https://www.rethink-urushi.com/
https://forest-of-craft.jp/


松山 幸子|MATSUYAMA SACHIKO

一社)パースペクティブ/工藝文化コーディネーター
根底にあるのは、人と自然のサステナブルな関わり方や、自己よりもっと大きなもののいとなみの象徴でもある、「工藝」へのまなざし。工藝は日本の社会、価値観、意識を映し出す「鏡」であると位置づけ、教育プログラムやツアーを企画してきた。大量生産で生まれた均質な工業製品の溢れる社会的背景の中で、モノづくりへの親近感や、自然との関係性の中に身を置くことのできる感性が失われてきていることに危機感を感じ、2019年6月、パースペクティブを設立。自然とつながるモノづくりのあり方を事業として表現。
https://forest-of-craft.jp/


山内耕祐|YAMAUCHI KOSUKE

特定非営利活動法人丹波漆/漆掻き職人
明治期には500人の漆掻き職人がいたとされる京都府福知山市夜久野町を活動の拠点とするNPO法人丹波漆は、植栽・生産技術保全を行い国産漆の社会的ニーズに応える、漆掻き職人の後継者育成、漆文化の価値を発信する事業を行い、丹波の漆の総括的保存に寄与することを目的としている。2013年に移住、活動に加わり、漆掻きとウルシ植栽に取り組む。漆生産を兼業の一つとした自身の生活を模索するため、農や狩猟にも取り組んでおり、同時に地域の抱える課題に向き合いたいと考えている。
https://www.tanbaurushi.org/


高松 和弘|TAKAMATSU KAZUHIRO

曽爾村企画課主任/山と漆プロジェクト
大学時代に世界13か国をホームステイして巡る旅をしながら、土地に根差した知恵や伝統文化が引き継がれる日本の農村の魅力に気づく。日本農業新聞記者を経て2017年に奈良県宇陀郡曽爾村に移住。村役場企画課で、人口1400人という小村だからこそできる、足元の資源を生かした持続可能な暮らしと地域づくりを目指す。漆文化発祥の地とされる曽爾村で、かつて漆を育て奈良の都に運んでいたころの風景を取り戻す「山と漆プロジェクト」を2019年に発足し、村をあげた漆の森づくりと漆に親しめる場づくりに取り組む。地域資源を生かしたコミュニティツーリズムやシェアキッチンの運営にもかかわる。
https://yamatourushi.jp/


山崎 伸吾|YAMASAKI SHINGO

KYOTO KOUGEI WEEK ディレクター
1978年倉敷市生まれ。京都伝統産業ミュージアムチーフディレクター。
京都を拠点に、工芸・音楽・アート・デザインなど様々な分野で地域に根ざした作り手たちと共同してプロジェクトを行う。主な活動に京都職人工房、KYOTO CRAFTS MAGAZINE、"DIALOGUE"、KYOTO KOUGEI WEEKがある。その他、音楽家として双子の未亡人、モノクロームサーカス、高嶺格などのダンス/パフォーマンス作品に参加。バンドGTSVLではドラムを担当している。

イベント情報

イベント名
From Forest To Crafts -「工藝の森」報告会と、漆とともにある里山ネットワーク
日時
2021年2月26日[金]   第一部 18:00 - 18:50 |第二部 19:00 - 20:00 (開場は30分前から)
場所
FabCafe Kyoto / MTRL KYOTO
参加費・入場料
参加無料
参加申込
https://fromto2021.peatix.com
関連するサイト
工藝の森 >> https://www.forest-of-craft.jp/