清原織物は、1873年に京都御室に創業した織元で、室町・江戸時代より代々家業として綴織(つづれおり)を継承しています。
綴織とは横糸で縦糸を包み込むようにして織る技法の一つで、構造上本革以上の強度や耐久性があり、日本では古くから結納のふくさや着物の帯、劇場の緞帳など、最高峰の美術織物として使われてきました。
約4000年の歴史を持つ古い織物ながら、日常で触れる機会が少なくなっている現状に対し、十一代目の清原聖司さんは、2020年に「祝いの品々」をコンセプトにしたブランド「sufuto(すふと)」を立ち上げました。もともと綴織は、結納のふくさや着物の帯など、ハレの日に身にまとうものに多く使用されていることから、お祝いや贈り物におすすめなアイテムを提案されています。
今回の展示では、清原織物のもつ綴織(つづれおり)の歴史や技術を伝えるとともに、「sufuto」のアイテムを販売する他、名刺入れと袱紗のセミオーダーも受注します。
イベント情報
- イベント名
- NIPPON VISION MARKET 滋賀 清原織物の手仕事
- 日時
- 2021.2.26[金]~3.25[木]/火・水 定休
- 場所
- D&DEPARTMENT KYOTO
- 参加費・入場料
- 無料
- 参加申込
- 不要