古都、京都から和の美しさを現代へ
Profile / 自己紹介
水引の歴史は古く、飛鳥時代に小野妹子が隋より持ち帰った紅白の麻紐が起源と云われています。水引には「人と人とのご縁を結ぶ」「厄除け」などの意味があると云われ、現代でも「縁起物」として婚礼や寺社仏閣などで使用されています。また、松結びは健康、亀結びは長寿など『結び』によって込められた願いや思いがあり「言葉に出さず表現する文化」に日本の美を感じます。その様式美を新しい時代へ紡ぐために「結び」を使ったモチーフに拘り、現代でも使いやすいデザインのアクセサリーや小物を制作しています。
Charm / 魅力
水引の結びは5本、7本など束で結ばれているのが一般的ですが、一本一本はくっついておらず、バラける状態のまま結んでいくので、同じ結びでも本数が増えるほど高度な技術を必要とします。
和紙を紙縒り状にしたものを芯に、ラメ糸や絹糸(に見立てたレーヨン糸が主流)を巻き付け、色とりどりの水引が作られています。巻き付ける糸やフィルムによって「絹巻水引」や「羽衣水引」など名称が分かれています。水にはそこまで弱くありませんが、和紙の特性上、折れ曲がると角が付くので美しい曲線を出す為に、一発で結びきる事を心掛けています。
- WORK SHOP / ワークショップ
- 講師としてお招き頂いた時や、ワークショップスペースが確保出来るイベント出店時のみ開催。主催のコンセプトに合わせて(小学生や外国の方対象など)1~1時間半程度以内で仕上がりそうな作品を提案させて頂いております。
- Overseas expansion / 海外販路
- 2019.1 香港『日本の職人祭り』3日間出店参加。
2019.12 上海『Kyoto House』にて現在もお取引頂いております。
- Studio tour / 工房見学
- 自宅兼アトリエの為、現段階では対応不可です。