時代を超え育まれてきた工芸。そのものづくりには風土が放つ匂いや、人々の営みの中にある知恵、祈りや祭礼の中で生まれた文化が共に生きています。自然の中に素材を見つけ、技術と感性を手から手へと繋ぎ、次の時代へと継承する。そんな人とモノとの関係を京都は様々な土地で続けてきました。
KYOTO KOUGEI WEEKでは、京都府域で行われている次代に繋いでいきたいものづくりやプロジェクト、それらに関わる人たちと協同し多様なプロジェクトを行なっています。「Land of KOUGEI」では、これまで進めてきたプロジェクトを展示し紹介していきます。工芸を伝えていくために交わされた多くの言葉や、工芸を通じて新たな時代のライフスタイルを創造していく活動など、未来を形作っていくヒントを探しにきてください。
展示プロジェクト:
シンポジウム|「2019_WE」「2020_Things」「2021_Tangible/Intangible」
京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターと2019年から共同で開催しているシンポジウム。環境、工芸性、持続可能、流通など、工芸とその周辺にある様々な課題について対話を重ねている。今回は開催時のダイジェスト映像と、語られた言葉の展示を行う。
https://dento.kyoto-seika.ac.jp
Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE
Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUEは、2018年からホテル カンラ 京都を会場に開催している工芸の展示会。多様な工芸の産地である京都で、作り手が直接自分たちのものづくりを語る場づくりを行う。本展では、ものづくりの周辺にある活動や営みに焦点をあて、「NEW WeAVE NEW TANGO」、「黒谷和紙」、「木と暮らすデザインKYOTO」をDIALOGUEによるキュレーションで紹介する。
http://dialoguekyoto.com
FROM TO|工藝の森+画像
一般社団法人パースペクティブと共同し取り組んでいるプロジェクト。「サーフィンから工芸へ」と題し、2019年に世界的木製サーフボードのシェーパーであるトム・ウェグナー氏を招き開催したプロジェクトを起点に、京都市・京北で始まった「工藝の森」づくりと、それらの活動を通じ生まれている有機的な繋がりを展示する。
https://www.forest-of-craft.jp
イベント情報
- イベント名
- KYOTO KOUGEI WEEK EXHIBITION「 Land of KOUGEI 」
- 日時
- 2022年3月1日(火)~3月14日(月)
- 場所
- 京都伝統産業ミュージアム
- 参加費・入場料
- 無料
- 参加申込
- 申込不要